こんにちは、みるちゃ(@milcha_on)です!!
三井住友カードNLの利用で貯まるVポイントをSBI 証券で使う方法を紹介します。SBi証券ではポイント投資ができるので、今までTカードを紐づけてポイント投資をしてきました。
今回紹介するVポイント投資は、三井住友カードの仲介口座(Vポイントが貯まる・使えるコース)でSBI証券を開設した方が、三井住友カードNLの利用で貯まるVポイントを投資に回すことができるという内容になっています。
理解が難しかったのですが、SBI 証券は、SBI証券のサイトから申し込むインターネットコースと三井住友カード経由でSBI 証券に申し込む三井住友カード仲介口座などがあります。
三井住友カードに限らず、SBI証券は他の仲介業者を通してSBI証券に申し込むことができます。
今回Vポイント投資ができるのは、三井住友カード経由でSBI証券口座に申し込む三井住友カード仲介口座になります。
僕はインターネットコースで仲介口座ではないので、三井住友カードの仲介口座(Vポイントが貯まる・使えるコース)に申込をしていきます。
今回、申込むに当たって、三井住友カードNLというクレジットカードが必要になります。僕は、積立NISAなどをクレカ積立にしています。
SBI証券でクレカ積立にするなら、三井住友カードNLがオススメです。クレカ積立は以下の記事で紹介しています。
投資が分からない自分でも楽しく理解できた本が「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」という本です。口が悪いですが、かなり面白かったです。
Vポイント投資とは
VポイントはSMBC が提供する三井住友カード(クレジットカード)を利用して得られるポイントのことです。1ポイント=1円から利用することができます。
VポイントはVポイントアプリやプリペイドカードにチャージして現金として使うことができます。また、三井住友カードの支払いや銀行振込の際に手数料をVポイントで支払うことができます。
その他に、他社のポイントに交換したり、景品やギフトカードに利用することができます。使い道はいろいろあり、使い方に迷うことはないかと思いますが、僕としては今回紹介する、SBI証券で投資に回すのがオススメします。
VポイントをSBI証券で使えるようになったのが2022年5月30日でまだ始まったばかりのサービスです。
必死に記事を書いてる今が2022年8月18日です。
僕もTポイントをコツコツ貯めてポイント投資をしていましたが、Tカードを利用する機会が少なく貯めるのに時間がかかりました。
ただ、積立NISAで33,333円を三井住友カードNLで購入しているのでVポイントはかなり貯まっています。なので、Vポイントでまとめて投資に回した方が効率が良いんですよね。
先ほど説明した通り、VポイントをSBI証券で利用するには、
- 三井住友カード経由でSBI証券に申込をして仲介口座を開設した方
- SBI証券インターネットコースで直接口座開設した方(切替する必要あり)
これらが条件になります。既に他の仲介業者で口座開設している方も、三井住友カード仲介口座に申し込める可能性があります。詳しくはSBI証券-よくあるご質問で確認してみてください。
Vポイント投資のメリット・デメリット
これまでTポイントを利用してポイント投資に回していた方や、SBI証券をインターネットコースで申し込んでいる方が、三井住友カードの仲介口座(Vポイントが貯まる・使えるコース)に切り替えることでメリット・デメリットが分かれる可能性があります。
メリット
僕のように、積立NISAを三井住友カードNLでクレカ積立をしていた方は、ポイントがまとめられるので便利です。ポイントの悪いところは複数他社のポイントが分散してしまうことです。
僕の場合、SBIネット銀行・SBI証券・三井住友カードNLは投資用として利用しているため、ポイントも全て投資用でまとめておきたいんですよね。
100円分貯まったポイントカードが何枚もあるってことも。。。
Vポイントで投資できるようになったことで、かなり便利になりました。
SBI証券で利用できるポイントは、Tポイントやdポイント、Pontaポイントがあります。事前にメインとなるポイントカードを連携しておくことで、投資信託の保有額などに応じてポイントが付与されます。
メインポイントをVポイントに切り替えることで、これらのポイントをVポイントで貯めることが可能になります。ポイント付与率も三井住友カードNLが高くなっているため、効率良くポイントを貯めることができます。
僕の場合、三井住友カードNLでクレカ積立をしているため、積立NISAへの投資額分だけVポイントが貯まっています。逆にSBI証券と連携しているメインポイントはTポイントです。
そのため、投資信託の保有によって得られるポイントはTポイントで付与されることになってしまい、ポイントが分散化してしまうのが難点でした。今回のVポイント投資によって、ポイントをまとめることが可能になりました。
さらに、三井住友カードを仲介してSBI証券の口座開設をすると15,000円分のVポイントが貰えるキャンペーンなどがあります。このキャンペーン期間内に申込をして投資に回すことができます。
もう1つはVポイントに限った話ではありませんが、ポイント投資をして売却した投資信託などは、現金で受け取ることができます。
今まで有効期限切れなどでポイントを捨てていた方も多いと思いますが、投資に回して売却をすれば現金として扱えるので、ポイントを貯める=資産を持っているのと変わりませんね。
また、「クレジットカードを利用しているけど、投資は怖くて手が出せない!」という方もポイント投資で低リスクで始められるのが良いところですね。
- 三井住友カードNLで積立NISAをしている人は投資用ポイントとしてまとめやすい
- ポイントカードをまとめることでポイントが分散化するのを防げる
- 三井住友カードNLのポイント付与率が高いため、ポイントが貯まりやすい
- 三井住友カード×SBI証券のキャンペーンで15,000円分のVポイントが貰える
- ポイント投資で購入した投資信託は売却時に現金で受け取れる
- 投資初心者もポイント投資からなら低リスクで始めやすい
デメリット
続いて、Vポイント投資のデメリットですが、Vポイントに変えると、SBI証券で連携していたメインポイントでは投資に回すことも貯めることもできなくなります。
Tポイントをメインで貯めていて、三井住友カードを持っていない、若しくは、Tポイントの方が多く貯まっている方はVポイント投資はデメリットになる可能性があります。
三井住友カード仲介口座から元のインターネットコースに戻すことも可能ですが、かなり手間がかかるためデメリットと言えます。
ポイント投資全般に言えることは、積立買付ができないというデメリットもあります。ポイント投資をする場合、基本的に金額や口数での買付になります。そのため、積立投資などでVポイントを利用することができません。
対処法としては、Vポイントを三井住友カードの支払いに充当し、浮いたお金を積立NISAの資金にするという方法もありますが、毎月行うのも手間なので金額や口数買い付けをする方が無難かと思います。
- Vポイント投資に変えると他のポイントでは投資や貯めることができなくなる
- 三井住友カード仲介口座からインターネットコースに戻すのが手間
- ポイント投資全般、積立買付ができない
SBI証券 VポイントとTポイントどっちがお得
上記で述べたものを踏まえて、VポイントとTポイントどちらがお得なのでしょうか?これは、どちらのポイントをメインに利用しているかによっても変わってきます。
Tポイントを買い物などでメインに利用していて、多く貯まっている場合はTポイントを利用する方がいいですよね。三井住友カードを作っても使わないと意味がないですし、少額しか貯まらないのであればポイントを捨てるだけになってしまいます。
ただ、還元率などで見ると、三井住友カードの方がお得です。ポイント付与率を比較した結果、以下のようになりました。
取引内容 | Vポイント | Tポイント・Pontaポイント・dポイント |
---|---|---|
国内株式手数料マイレージ (国内株式現物取引) | 3.0% | 1.1% |
投信マイレージ (投資信託保有残高) | 1,000万円未満:年率0.1% 1,000万円以上:年率0.2% | 1,000万円未満:年率0.1% 1,000万円以上:年率0.2% |
金・銀・プラチナマイレージ (金・銀・プラチナ取引) | 1.0% | 1.0% |
おまかせ運用でSBIラップマイレージ | 1,000万円未満:年率0.1% 1,000万円未満:年率0.% | 1,000万円未満:年率0.1% 1,000万円未満:年率0.2% |
新規口座開設 | 100ポイント | 100ポイント |
国内株式入庫 | 100ポイント/1回 | 100ポイント/1回 |
比較して分かるように、基本的な部分はVポイントもTポイントも変わらず、国内株式手数料マイレージだけVポイントの方が高くなっています。
現物取引をしない方にとっては、ポイントの還元率という面ではあまりメリットはないかもしれませんが、三井住友カードで積立している方にとってはポイントがまとめられるという点でオススメです。
- ポイントの還元率はVポイントの方がお得
- 普段どのポイントをメインにして使っているかで変わる
- 三井住友カードを利用している方はVポイントでまとめられる
僕は基本的に積立NISAを33,333円クレカ積立をしていて、それ以外にETFを保有しています。どれくらいポイントが貯まるのか説明します。ETFに関しては投信マイレージの対象外なので含まれません。
投信マイレージのポイント付与率は0.1%~0.2%ですが、銘柄によって多少変わります。詳しくは、投信マイレージ ポイント付与率一覧で確認できます。
現在の積立NISA投資額が60万で毎月20ポイントほど付与されています。そして、三井住友カードNLで支払いをしているので、その分のポイントが毎月167ポイント貯まっています。合計で毎月187ポイントが付与されていました。
三井住友カードNLでの支払額は特に変更する気が今のところないので、167ポイントから変わりませんが、投信マイレージは積立投資で保有額が毎月増えるので、それに伴い付与されるポイントが増えていきます。
これが、メインポイントをTポイントなどにした場合、クレカ積立などで得られたVポイントと投信マイレージなどで得られたTポイントが別々に貯まることになります。
ポイント投資の最低額が基本的に100円からしか購入することができないため、Tポイントで100ポイントを貯めるには少し時間が掛かります。
なので、積立NISAなどを三井住友カードで積立購入してVポイントを貯め、メインポイントもVポイントに設定し、積立NISAによる、投資信託の保有でVポイントを貯めるのがオススメです。
SBI証券 Vポイント投資の設定方法を解説
SBI証券でインターネットコースに申し込んでいて、三井住友カードNLをお持ちの方向けに解説します。
- 三井住友カードNLの申込
- SBI証券の口座開設
- Vpassアプリのインストール(入れなくてもOKだけど入れておくと便利)
- Vポイントアプリのインストール(入れなくてもOKだけど入れておくと便利)
Vpassアプリは三井住友カードの支払いや獲得ポイント数などを確認できます。以下からインストールできます。
三井住友カード Vpassアプリ
三井住友カード株式会社無料posted withアプリーチ
VポイントアプリはVポイントの交換や残高のチャージに使えます。チャージした分はタッチ決済などに利用することができます。Vポイントアプリは以下からインストールすることができます。
スマートフォンアプリ「Vポイント」- かんたんポイント支払い
三井住友カード株式会社無料posted withアプリーチ
まず、自分が開設したSBI証券が三井住友カード仲介口座かどうか確認する方法としては、SBI証券にログイン後に左上のロゴを見ることで判断することができます。
インターネットコースで口座開設した方は、SBI証券のロゴのみになります。金融商品仲介口座であればその右側に仲介した金融商品業者のロゴが表示されます。
他の仲介業者のロゴが表示されている場合は、三井住友カードの仲介口座(Vポイントが貯まる・使えるコース)に切り替えることができない可能性があります。
三井住友カードのロゴがある場合は、再度申し込む必要がないので、Vポイントをメインポイントに設定するだけでOKです。
SBI証券でポイントを貯めていた方は、Vポイントに変更すると投資信託の購入などはできなくなるので、先にポイントを使い切ってから変更することをオススメします。
三井住友カード仲介口座に申し込みをするには、「Vポイント」が貯まる・使えるコースへの変更から申し込みます。
右の「Vポイント」が貯まる・使えるコースに変更するをクリックします。
記載の内容を確認したら下にスクロールし、チェックを入れてコース変更のお申し込みへ進むをクリック。
SBI証券に飛べるのでログインします。この状態だとSBi証券のホームに飛ぶ可能性があるので、そうなってしまった方はログイン後、前のページに戻ってコース変更のお申し込みへ進むをもう一度押してみてください。
上手くいくと、この画面になるので、規約や注意事項に目を通します。
全てに目を通した後チェックをし、取引パスワードを入力。上記に同意して続けるをクリック。
申込むをクリックします。
これで、「Vポイント」が貯まる・使えるコースに変更ができました。SBI証券インターネットコースから三井住友カードの仲介業者に切替えることができました。
この後、SBI証券の重要なお知らせに仲介口座変更の手続き完了のお知らせのメールが届きます。3日以内には変更完了のお知らせが届きます。
SBI証券にログイン後、左上に三井住友カードのロゴが表示されました。これで、三井住友カード仲介口座への変更ができました。次に、メインポイントをVポイントに変更する設定をします。
重要なお知らせから仲介口座変更の手続き完了のお知らせを開きます。
Vポイントサービス登録手続きをクリックします。
ポイントサービス詳細はこちらをクリック。
メインポイント設定をクリック。
利用を開始するをクリックします。
また、規約や注意事項などが書かれたものが出てくるので、これも目を通したら最後にチェックを入れます。
取引パスワードを入力し、同意してVpass認証するをクリックします。三井住友カードのページに飛びます。三井住友カードを利用する時にアクセスしているサイトになります。
Vpassにログインをします。
プルダウンメニューがあるので三井住友カードNLのカードを選択し、次へ進むをクリック。
「またかよ!」と思いながらも、注意事項などに目を通し、同意するをクリック。
これで、Vポイントをメインポイントに設定することができました。お疲れ様でした。