ツイッターの広告でも宣伝していた、Mbrushというハンディープリンター。気になったので僕も購入しました。
購入してから3か月後くらいに届き、すっかり忘れていたのですが、使ってみたらすごく面白いし便利。
改善してほしい点もあるものの、今までは幅を取るような大きい製品から、引き出しにしまえるくらいの小さなものに進化している。
この先家電とかも、各パーツが小型化し、その分他の便利な機能がセットになるんだろうなぁ~って考えていると結構未来が楽しい。
Mbrush printerとは??
ツイッターの広告などでも宣伝していたハンディー型プリンターで、スマホとプリンターを接続して、入力した文字を印刷出来る優れもの。
大きさも手のひらサイズで、軽量。持ち運びに適したプリンターです。
このプリンター「Mbrush」と「PrinCube」と2種類の商品がありますが、どちらも見た目も性能も同じようですが、Mbrushが類似品の可能性があります。
説明書もMbrushは英語、PrinCubeは日本語です。違うのはプリンターに記載のロゴと付属のインクカートリッジくらいですかね。
PrinCubeはCAMPFIREで支援金を集め、販売されています。保証の面を考えると、国内で販売されているPrinCubeを購入した方がいいと思います。
Mbrush スペック
カラー | ホワイト |
充電時間・稼働時間 | 充電時間:2時間 稼働時間:6時間 |
充電ポート | Type-C |
サイズ・重量 | 幅51mm 縦72mm 高さ68mm 重量110g |
印刷回数 | 約3000回使用可能 |
凄いのが2時間の充電で6時間印刷出来るようで、待機時間は1年も持ちます。
Mbrushの使い方
- プリンター本体(掃除用ブラシ付き)
- 充電USBケーブル
- タトゥープリントホルダー
- インクカートリッジ
- 説明書
- 印刷用定規
正面部分はスケルトンになっていて、丸見えです。電子機器の中身が見えるって何かいいですよね。カバーを開くとカートリッジが入ってます。
右面は、左下の方が定規になっていて、同封されていた黒色の用紙と合わせて使うようです。
背面には充電ポートとその下にノズルが詰まった時に使うハケがあります。充電ポートは、Type-CのUSBケーブルを使います。
ハケは下面のカバーを外すと、取り出せます。
左面も右面と同様に右下に目盛りがあります。
上面にはボタン1つのみ。下のロゴがMbrushかPrinCubeかの違いで、性能に変わりはありません。
下面はマグネット式のカバーになっていて、使用する時はこれを外します。
カバーを外すと、いろいろスイッチなどが出てきます。
- ローラーセンサー
- カートリッジセットカバー開閉スイッチ
- 電源スイッチ
- 光学センサー
- 印刷面
①のローラーと④の光学センサーで文字の印刷箇所を計測しています。マウスと同じ感じですね。
➁のスイッチをOPENにすると上のカバーが開き、インクカートリッジをセット出来ます。
⑤の印刷面にインクカートリッジをセットしていきます。
- インク乾燥防止ゴムキャップ
- QRコード
- 掃除用ブラシ
①はインクが乾くのを防止するためにゴムキャップが付いています。
➁のQRコードを読み取り、プリントするサイトに飛びます。URLの入力でも飛べます。
③は印刷面がインクで汚れるので、ブラシで掃除します。
これが、MbrushとPrinCubeのインクカートリッジです。この下の黒いカバーを外します。
下のスイッチをOPENにして、上のカバーを開けます。そこにカートリッジをセットします。少し固いですが、押し込みます。
カバーは無理やり開けると壊れるので、必ずスイッチをOPENにしてから開けて下さい。
MbrushとPrinCubeはwi-fiを接続して使用します。
- wifi名:MBrush-○○またはPrinCube-○○
- デフォルトパスワード:12345678
- URL欄に「192.168.44.1」を入力し、アクセス
ページを開いたら右上の新規を選択。
文字を追加を選択し、フォント・サイズ・スタイル・カラーが選べるので、お好みでカスタムします。
赤枠の部分をタップすると文字入力が出来るます。その後保存をタップ。印刷プレビューを押す。
印刷を押すとプリンターに送信され100%になると印刷が可能になります。この画面では濃度・明るさ・彩度の調節が出来ます。
ノズルの掃除方法
ノズルブラシはそのまま下に押し込めば、取り出せます。
印刷面に接触するとインクが滲み出ますが、ブラシで整えた後に印刷ボタンを長押しすることで、ノズルのクリーンアップをすることが出来ます。
詳しくは下の方で詳しく説明していますが、ノズル掃除はこの2つを併用しています。
Mbrushのカラーと調節
色が変わっているのはデザインではなく失敗です。場合によっては少し難しいかなぁ~という印象。
アーチ状に印刷することも可能ですが、綺麗に印刷するには少し難しいです。
カラーバリエーションは豊富で濃さも自由に変えられます。
- サイズは1px,1.5px,2pxから選べる
- スタイルは通常、太字、イタリックから選択
- フォントはserif,sans-serif,monospaceから選択
- 影をつけることも可能
- その他に彩度・濃度・不透明度・明るさなど
画像なども印刷出来ますが、サイズによっては3分割、4分割され、3回、4回と印刷する必要があります。
画像などの印刷には同封されている定規を使います。使い方は、定規の目盛りとプリンター本体の目盛りを合わせます。
ノズルの掃除は専用のハケが付いていますが、電源をオンにし、印刷ボタンを長押しすると、上記の写真のように黄・赤・青の3本線が印刷されます。
これでクリーンアップが出来るようです。
Mbrushで印刷出来るもの・出来ないもの
どこまで印刷出来るのか、家にあるもので試してみました。
- 紙
- 段ボール
- クリアファイル
- 肌
- パソコン(アルミ製)
- マグカップ(陶器製)
紙は綺麗に印刷出来ますね。ノズルが汚れていたりするとたまに色が違ったり、かすれたりしますが。
段ボールも問題なく印刷出来ました。段ボールの色もあって、印刷したカラーは水色ですが、少し色が重くなります。
こちらもかすれますが、キレイに仕上がります。プラスチックなどのツルツルした素材は擦れば消えてしまうのでニスを塗ったりして消えるのを防止出来ます。
肌に印刷する場合は、印刷面に付いてる、このプラスチックの部品をセットします。
プラスチックの部品を付けないで試してみましたが、特に変化はないです。インク面に蒸気が出ていましたが、火傷などはしませんでした。
ご覧の通り、薄い上に汚いです。試して分かったことは、肌だと滑りが悪いので上手く印刷出来ません。滑りの悪い部分だと設定した色と違う色が出ます。
アルミボディーのパソコンにも問題なく印刷出来ました。こちらも擦ると消えるので、ニススプレーと併用した方がよさそうです。
マグカップにも印刷しました。丸いものに印刷するのは結構難しいですね。上下バラバラになります。これもデザインっぽくていい気がしますが。
Mbrush・PrinCubeを購入するには??価格が安いのは??
MbrushとPrinCubeの2つがあることを冒頭の方で説明しましたが、PrinCubeが本家であり、Mbrushは類似品だと思われます。
MbrushもSTORESで販売されていたものを購入しましたが、説明書も英語なので使い方が分からない人もいるかと思います。
使用した感じは、いたって普通で偽物という感じはありませんでした。ですが、保証の面を考えると海外製品より、国内で販売されているものを買う方が安全です。
本家のPrinCubeはCAMPFIREの方で購入することが出来ます。模倣品が出回っているようで公式でも注意喚起されています。
(税込み) | Mbrush | PrinCube |
本体 | 15,820円(カートリッジ付) | 12,950円(カートリッジ付) |
カートリッジ | 4,970円 | 3,250円 |
PrinCubeの方が比較的低価格で購入できます。
- PrinCubeの購入はこちら→CAMPFIRE
- Mbrushの購入はこちら→ONFLLEKSSSHOPS
どちらも1年保証がついているので、安心ではありますが、製品自体はPrinCubeが本家です。
金属や、プラスチック、ガラスなどに標準のインクで印刷すると落ちてしまいます。その場合は永久インクカートリッジ、耐久性インクカートリッジがあります。
こちらを使うと水や擦った際に落ちにくいです。インクの購入はこちら↓
PrinCubeはクラウドファンディングで制作された商品
PrintCubeはCAMPFIREというクラウドファンディングサイトで資金を募り、製作・販売された商品になります。
クラウドファンディングで資金を募り物を作りたい人も、気になった商品に募金する人も始めたい投資です。
おすすめはCAMPFIREです。
ホリエモンやモデルの池田エライザなど有名人や著名人も参加しています。
新しいプロジェクトを始めたいけど、多額の資金を調達出来ないなど。
せっかくのアイデアを台無しにしないためにも利用してみてほしいサイトです。