2022年版 サーキュレーターのおすすめはアイリスオーヤマ

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マンションに引っ越してから気づいたことが洗濯物が全く乾かない。こんなに乾かないことってある?ってほどに乾かないんですよね。

それもそのはず、湿度が70%もある。別に梅雨だからとか雨だからっていう訳ではなく、春の暖かい気温に天気は晴れ。洗濯物が乾きやすい季節だと思うのですが、全く乾かず次の洗濯物が干せない。

花粉症持ちということもあり、洗濯物は基本室内干し。仕方なくエアコンをつけていましたが、流石に電気代も気になるので何か対策は無いか探していたところ、サーキュレーターを発見。

扇風機と何が違うん?って思ってたけど、一緒なのは羽が回って風を出すということだけで、目的や機能、効果は全然違いました。

鉄筋コンクリート構造のマンションなどは湿度が篭りやすいため、サーキュレーターはかなりオススメです。サーキュレーターは夏だけでなく冬でも使えます。

目次

サーキュレーターとは??

サーキュレーターはエアサーキュレーターとも言われ、直進性の高い風を発生させることができ、主に空気の循環を目的として作られています。

サーキュレーターはサイズ的には小さめなものが多く、壁掛けタイプや、卓上タイプなど場所に合わせて使用できるものがあるので、自分に合った使い方ができます。

コロナウイルスが流行ってから、サーキュレーターを使用しているところが多くなりましたね。「お洒落な扇風機だなぁ〜」って思ってましたが、扇風機ではありませんでした。

空気の循環を目的としているため、直接体に風を当てるような使い方はオススメできません。直進性が高く風力が強いため、直接肌に当てるには不快な風力です。

ただ、サーキュレーターでも涼をとるのに使用することも可能なので、オススメの使い方もご紹介します。

サーキュレーターは空気を循環させる目的で使用します。

サーキュレーターと扇風機の違い

サーキュレーターが直進性に優れていて、空気の循環が目的としていることは分かったけど、扇風機とどう違うのか?実際どっちも変わらないんじゃないの?と思われるかもしれませんが目的も効果も違います。

先ほど、サーキュレーターは肌に直接風を当てて使用することはオススメしないとお伝えしましたが、逆に扇風機は直接肌に当てて使用します。

また、扇風機の首振り機能では左右のみが多いのに対し、サーキュレーターは左右上下斜めと範囲が広めです。このことから、サーキュレーターが空気の循環をするのに向いていることが分かりますね。

みるちゃ

扇風機は涼む為、サーキュレーターは空気の循環が目的



もう1つは、扇風機は基本的に夏以外で利用することはほぼ無いですよね。サーキュレーターの場合は夏でも冬でも使えることができます。サーキュレーターの中には暖房機能が付いたものまであり、冬の寒い時期でも活躍してくれます。

扇風機よりも小さくコンパクトなものが多いため、部屋で使用することが多い扇風機と比べると使い方は様々で、部屋だけでなくお風呂場の乾燥などにも使用することができます。

人によってはオススメできませんが、暖房機能付きのサーキュレーターであれば、寒い冬の脱衣所でも暖かく快適な温度にしてくれるので入浴後に寒い思いをすることも無くなります。

  • 扇風機は直接肌に当て、サーキュレーターは空気の循環を目的とする
  • 扇風機は夏、サーキュレーターは1年中使える
  • 扇風機はリビングや寝室などで利用するのに対し、サーキュレーターは脱衣所などでも使える

サーキュレーターの電気代は安い?高い?

サーキュレーターは風力が強めなので、扇風機と比べると電気代が高いと思われるかもしれませんが、扇風機よりサーキュレーターの方が電気代が安いものが多いです。

扇風機サーキュレーター
消費電力35W25W
電気代
(1日10時間/31日間)
9.5/293円6.75/209円

電気代の計算方法は、消費電力(W) ÷ 1,000 × 27円 × 10時間 = 1日の電気代として計算しています。製品によって変わりますが、サーキュレーターの方が比較的電気代は安めです。1日10時間で1ヶ月使用しても209円です。

洗濯物を乾かすのに乾燥機を利用している方もいるかと思いますが、サーキュレーターに変えることで電気代がかなり抑えられます。

電気代が安いサーキュレーターですが、暖房機能付きサーキュレーターの場合、消費電力が1200Wなので電気代は高くなります。暖房はエアコンを利用することで電気代を安く抑えることができます。

アイリスオオヤマのサーキュレーターの価格

僕が今回購入したのはアイリスオオヤマのサーキュレーターです。楽天で5,980円で購入しました。サーキュレーターは2,000円から30,000円と幅広い価格のものがありますが、壁掛けタイプのものは比較的安いです。

形状は丸めでコンパクトのものが多いサーキュレーターですが、空気清浄機のような縦長タイプのもは20,000円代で購入することができます。

首振り機能はほぼ真上まで向くので天井付近の空気もしっかりと循環させることができます。

正面は扇風機とは違い面白い構造になっています。サーキュレーターと扇風機の違いはこの点が大きく違います。

直進性が高く、遠くまで風を送らせることができるのは、スパイラル構造にあります。扇風機の場合は風が四方八方に分散されてしまうため、遠くまで風が届かず、風量も弱まります。

みるちゃ

空気の循環を得意とするのはスパイラル構造によるものだったんだね。

性能によって価格に差がありますが、アイリスオオヤマのサーキュレーターは丸めのコンパクトタイプでリモコン付きです。さらに風量は3段階調整ができ、リズム機能もあります。

首振りは縦横それぞれリモコンでも操作ができて、好きな部分で固定することもできます。タイマーは1時間、2時間、4時間から選択することができます。さらに衣類乾燥モードでは、風量最大、縦横に首振りをしてくれます。

アイリスオオヤマのサーキュレーターは小型で持ち運びも楽なので、衣類はリビング、お風呂の乾燥など使用場所を簡単に変えることができます。

アイリスオオヤマのサーキュレーターは衣類乾燥モードもありオススメ!

アイリスオオヤマのサーキュレーターには衣類乾燥モードの機能があります。特にヒーターなどを利用したものではありません。ヒーター付きの場合、消費電力が1200Wのものが多く電気代が高くなってしまうので購入をやめました。

衣類乾燥モードはヒーターなどはなく風量がMAXの縦横に満遍なく風を当ててくれるので、部屋干し中の洗濯物を乾かすのに最適!

僕はこれで、乾きにくい洗濯物を6時間以内には乾かすことができました。電気代が安いので付けっぱなしでも良いです。タイマー機能があるので、オフにする時間もコントロールできます。

梅雨の時期など、なかなか洗濯物が乾かず電気代の高い乾燥機を利用するより、サーキュレーターを長時間回す方が電気代も抑えられて、洗濯物も乾くので一石二鳥ですね。

衣類乾燥機を利用すると2〜3時間もあれば乾かすことも可能ですが、そこまで速乾性を求めていないので僕は現状サーキュレーターで十分だなと感じました。

アイリスオオヤマの衣類乾燥モードはオススメ!!

サーキュレーターの使い方

サーキュレーターは他の冷暖房器具と併用したり、設置場所や使い方のポイントを押さえるだけで、サーキュレーターの効果を最大限に活かすことができます。

サーキュレーター×エアコンで効果を最大限に

サーキュレーターはエアコンと同時に利用することで、効率良く部屋中の空気を循環させることができます。暑い時期と寒い時期で使い方が少し異なります。

冷房と暖房を併用した場合のサーキュレーターの使い方を見ていきます。

冷房時のサーキュレーターの使用方法

冷房を使用すると冷気は下の方に溜まる性質があるため、足元は涼しく感じるかもしれません。ですが、エアコンを当てたいのは上半身ですよね。

背中や顔を冷やすためには、下に溜まりやすい冷気を上の方に循環させてあげることで、足元だけでなく上半身の温度を下げ部屋の全体的な温度も効率良く下げることができます。

サーキュレーターを床と直線か、少し斜め上にセットし下に溜まる冷気を上の方に流してあげることで、夏を快適に過ごすことができます。

また、冷房の効きを良くするためにはエアコンの掃除をすることが大切ですが、内部までは掃除できないですよね。素人ではお掃除できないので業者に頼むなどして年に1回のペースでも良いので掃除をしてもらいましょう。

暖房時のサーキュレーターの使用方法

今度は暖房を使用した場合の使い方です。下に溜まりやすい冷気とは違い、暖気は上に溜まりやすい性質があるため、エアコンをつけても足元まで暖めるには時間が掛かります。

そこでサーキュレーターを使用し、上に溜まった暖気を上から下に循環させることで、効率的に部屋を暖めることができます。サーキュレーターを斜め上にセットすることで上手く循環させることができます。

暖房機能付きのサーキュレーターもありますが、消費電力が1200Wと高いため電気代も高くなります。上にあげた計算方法でいくと、1日324円、1ヶ月10,044円にもなります。暖房器具はエアコンの方が電気代が安くオススメです。

エアコンと暖房機能無しのサーキュレーターを併用することで、効率的に部屋を暖められるだけではなく、節約にも繋がります。

寒いとエアコンの温度を高く設定してしまいがちですが、サーキュレーターを使用して効率的に部屋を暖めてあげれば、低い設定温度でも十分暖かくなります。

サーキュレーターを使えば部屋干しでも早く乾く

天気の良い日に外干しをすれば、半日で乾くかもしれません。中には花粉症や梅雨の時期などで部屋干しをする方も多いかと思います。僕も1年中部屋干しです。

部屋干しのデメリットとして、湿度が篭りやすく乾きにくいことだと思います。ただ、浴室乾燥だと電気代がかなり高くなります。これを毎日続けるのは厳しいかもしれません。

洗濯物を乾かすのにエアコンを使用する方は、弱冷房除湿機能があるエアコンにするか冷房を使用すると電気代を抑えて早く乾かすことができます。

除湿には2種類あり、弱冷房除湿<冷房<再熱除湿の順に高くなり、弱冷房除湿が一番電気代を抑えられます。

除湿で部屋中の湿度を下げサーキュレーターで直接洗濯物に風を当てることで早く乾かすことができます。鉄筋コンクリート構造のマンションなどでは湿気が部屋に篭りがちになります。

エアコンを使用しなくても、洗濯物を早く乾かすことができるため、マンションに住んでいる方にとってはサーキュレーターはかなりオススメです。

サーキュレーター×加湿器で乾燥対策

乾燥が気になる方には加湿器との併用もオススメです。沸騰タイプの加湿器は部屋中の湿度を上げることができる反面、電気代が高くなります。

逆に超音波式の加湿器は電気代は安く抑えられますが、沸騰させないため、重い水蒸気は下に溜まり、びしょびしょになります。部屋中の湿度を上げるのは難しいです。

気化式の加湿器は、仕組みとしては濡れたタオルに扇風機を当てて部屋の湿度を上げます。超音波式とは違い沸騰させなくても部屋中の湿度を上げれるメリットがあります。

電気代を安く抑えられる加湿器は、超音波式気化式の2種類で、超音波式の加湿器の方が若干安くなります。

気化式の加湿器と同じ仕組みで湿度を上げるのが、サーキュレーター×超音波式の加湿器です。超音波式は簡易的なものが多く掃除もしやすいです。

超音波式の加湿器をセットし、サーキュレーターを少し斜め上にセットすることで部屋中の湿度を上げることができ、デメリットである床が濡れるということも無くなります。

加湿器は持っていないけど乾燥が気になる場合、洗濯物にサーキュレーターを当てることで一時的に湿度を上げることができます。夜寝る時など濡らしたタオルにサーキュレーターを当てるのも効果的!

サーキュレーターは用途によって配置場所や向きを変えると効果的

先ほどまでは、部屋中で使用する目的で紹介してきましたが、サーキュレーターはお風呂場や脱衣所でも使用できます。カビ防止などで浴室乾燥を使用しますよね。

ただ、浴室乾燥も電気代が高いため、僕はサーキュレーターと換気扇を併用しています。サーキュレーターの風で浴室を乾かし、換気扇で湿気を取ります。

また、冬場のお風呂はかなり寒いですよね。手っ取り早いのは浴室暖房ですが、乾燥時よりも電気代が高いため僕は使用していません。

冬は浴槽に毎日浸かるので、浴槽の蓋を外しお風呂を沸かした状態で入るとお風呂場は暖まるため、オススメです。そしてお風呂から上がる時も寒いので、お風呂場で体を拭き出るようにしています。

このように、サーキュレーターはいろいろな場所・目的で使用することができます。そして電気代が安く、本体もお手軽に購入できる価格なので得でしかありません。

サーキュレーターには暖房機能付きのものもあるがオススメしない

暖房機能付きサーキュレーターをオススメしない理由は、単純に電気代が高いからです。安ければ、寒い時期も暑い時期もサーキュレーターのみで十分なのですが、唯一のデメリットは暖房機能付きサーキュレーター高いことです。

電気代が安いのは今のところエアコンなので、冷暖房や除湿が使える高機能なエアコンとサーキュレーターを使用するのが一番のオススメです。

ただ、普段は冷風のサーキュレーターしか使用しないけど、脱衣所などどうしてもエアコンが届かない場所だったり、少しの間暖房で暖めておきたい時もありますよね。

そういった場合は、寒い脱衣所で短時間のみ温風のサーキュレーターを使用するという使い方もできます。そうすることで消費電力が多い場合でも電気代を抑えることができます。

ドライヤーなども消費電力は最大1200Wほどです。そこまで電気代が掛からないのは使用時間が短いからです。使用時間を短くすることで、暖房機能付きサーキュレーターでも電気代を抑えて使用できます。

電気代を抑えるには、電化製品の消費電力に気をつけるだけではなく、電力会社を見直して電気代を安くすることも大切です。

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